日本三名山の一つに数えられる白山の麓に位置し、かつては旧牛首村(石川県)との越前国との交通の要として栄えた北谷町。標高約500mの山間に7つの集落が点在し、豊かな自然・文化遺産に恵まれた地域です。
取立山(標高1307m)
水芭蕉群生地があり、山頂や支峰のこつぶり山から間近に白山を望むことがでる、眺望の良さが魅力です。山スキーや春山登山も盛んです。
谷のはやしこみ(毎年8月開催)
お寺から神社までを様々な仮装をして練り歩き、境内で謡や神楽などの芸能を奉納する谷の行事。1972年に一旦途絶えましたが、2000年に集落出身者が中心となって保存会を設立、復活させました。毎年多くの見物客とカメラマンで賑わいます。
ミチノクフクジュソウ自生地
キンポウゲ科のフクジュソウの一種。環境省の絶滅危惧II類に指定され、県内では唯一の自生地です。希少種保全のため、開花時期の見学はマナーをお守りください。